ジーコ氏の今大会のお気に入りは「モロッコと日本」…現代のサッカーには苦言|カタールW杯

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Zico
(Getty Images)

元ブラジル代表の伝説的選手で、かつてサッカー日本代表の監督も務めたジーコ氏は、FIFAワールドカップ・カタール2022の舞台で躍進する日本に満足しているようだ。一方で、現代のサッカーには思うところがあるのかもしれない。

ジーコ氏は2002年から4年にわたって日本代表を指揮。2006年にドイツで開催されたワールドカップは1分け2敗とグループ最下位で敗退した。

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それから16年――。森保一監督率いる日本は、ドイツとスペインという優勝経験を持つ2つの大国に勝利を収め、初の2大会連続決勝トーナメント進出(ベスト16入り)を果たしている。

イタリア『TUTTOmercatoWEB』によれば、現役時代にセリエAのウディネーゼでプレーしたジーコ氏は、同国のテレビ局『RAI』で、今大会のここまでに気になるチームについて次のように答えた。

「モロッコだね。すごく気に入った。日本と同じようにね。ブラジルで私はずっと、私の心配はドイツやスペインじゃないと言っていたんだ」

今大会は日本とともにオーストラリア、韓国と、アジアから3チームがベスト16に駒を進めた。大会序盤にはサウジアラビアがアルゼンチンに勝利するなど、サプライズの多い大会と言われている。

だが、ジーコ氏は「今はどこでも同じサッカーをしている。もはやサプライズはない」と語っている。

「以前からそう思っている。今はそれぞれのチームや選手のすべてを知ることができる」

さらに、現代のサッカーが好きかとの問いに、ジーコ氏は「ノーだ」と答えている。

「試合によっては退屈だと思う時間帯もある。今じゃ、一番ボールに触るのはゴールキーパーだ。これを変えるために何かしなければいけない」

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Sporting News Japan Staff Photo

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