昨季は2年連続でBクラスに沈んだ読売ジャイアンツは、阿部慎之助監督が就任。2020年以来、4年ぶりの優勝奪回を向けて再起を期すシーズンとなる。
先発投手陣はエースの戸郷翔征をはじめ、右腕の菅野智之、山﨑伊織、外国人のグリフィン、メンデスらが名を連ねる。さらにトレードで加入した高橋礼や赤星優志らが候補となる。そんな巨人の今週の先発ローテーションを予想する。
巨人の先発投手予想カレンダー
日付 | 先発 | 相手 |
---|---|---|
5/4(土) | 菅野智之 | 阪神 |
5/5(日) | 高橋礼 | 阪神 |
5/6(月) | 松井颯 | 中日 |
5/7(火) | 山﨑伊織 | 中日 |
5/8(水) | 赤星優志 | 巨人 |
5/9(木) | ー | ー |
5/10(金) | 戸郷翔征 | 阪神 |
巨人の主な先発投手
今季のエース格となるのが、昨季最多勝(16勝)、最高勝率(.842)の二冠に輝いた左腕・東克樹だ。24試合で172.1回を投げて防御率1.98をマーク。さらに与四球わずか15という制球力を武器に抜群の安定感を見せた。2年連続で好成績を残し、チームの大黒柱へと成長したい。
東と並んで先発ローテーション入りが期待されるのが、いずれも実績のある右腕の大貫晋一、左腕の石田健大、濱口遥大だ。2度の二桁勝利を達成している大貫は昨季、右肩の故障で13試合で5勝に終わったが、シーズン終盤にプロ初完封をマーク。今季の復活を期す。
昨季の開幕投手を務めた石田は23試合に登板するも、118回と長い回を投げることができず4勝9敗に終わった。今季は規定投球回到達&二桁勝利に期待がかかる。濱口も14試合で3勝7敗という不本意な成績に終わったが、奮起に期待したい。
変則右腕の平良拳太郎は昨季、間隔を開けながら登板し4勝をマーク。今季は先発ローテーション定着の期待がかかる。
今季のDeNAは今永昇太がメジャーリーグのシカゴ・カブスへ移籍。トレバー・バウアーもメジャー復帰を目指して自由契約となった。2021年ドラフト1位の小園健太や新加入の中川颯、森唯斗、新外国人のジャクソン、ケイらがオープン戦で好投を見せており、2人の穴を埋める投手の出現がDeNA優勝の大きなカギとなる。