【NFL】ラスベガスの次はどこ? 2025年以降のスーパーボウル開催地

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Patrick Mahomes
(Getty Images)

NFLだけでなく、世界を見渡しても最大級のビッグイベント、それがスーパーボウル。その開催地ともなれば、どこのスタジアムでもというわけにはいかない。

スーパーボウルを開催するには、最大収容人員の目安は7万人、屋根付きスタジアムであるか、開催日の気温が約10℃以上でなくてはならないほか、試合前の各種エンターテインメントを開催するスペースがあることなど、一定の基準を満たす必要がある。

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また周辺地区には、最大収容人員の約35%を受け入れられるだけのホテルの部屋数も求められる。

昨年の第57回スーパーボウルはアリゾナ州グレンデールのステイトファーム・スタジアムで開催、今年の第58回大会はネバダ州ラスベガスのアレジアント・スタジアムで開催される。ではその次は?

ここでは現時点で開催が決まっているスーパーボウルの開催地を紹介していく。

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今後のスーパーボウル開催地

2024年 第58回スーパーボウル/アレジアント・スタジアム(ネバダ州ラスベガス)
2025年 第59回スーパーボウル/シーザーズ・スーパードーム(ルイジアナ州ニューオリンズ)
2026年 第60回スーパーボウル/リーバイス・スタジアム(カリフォルニア州サンタクララ)
2027年 第61回スーパーボウル/ソーファイ・スタジアム(カリフォルニア州イングルウッド)

第58回スーパーボウル ラスベガス(ネバダ州)

最新の、最もユニークなスタジアムの一つがアレジアント・スタジアムだ。NFLでは2番目に新しいスタジアムで、過去4年間レイダースの本拠地として使用されてきた。

天然芝のドーム・スタジアムは最大収容人員は7万1835人。レイダースがラスベガスに移転した2020年7月にオープンしたが、実際にファンが足を運んだのはコロナ後の2021年になってからだった。

これまでには2021年のNCAAフットボールのPAC12チャンピオンシップ、ラスベガスボウル、NFLの2022年プロボウル、サッカーの2021年CONCACAFゴールドカップなどがアレジアント・スタジアムで開催された。

第59回スーパーボウル ニューオリンズ(ルイジアナ州)

シーザーズ・スーパードーム(旧名メルセデスベンツ・スーパードーム)ほど、このビッグイベントを開催してきたスタジアムは他にない。第59回スーパーボウルは現在の名称に変更されてから初のスーパーボウルとなる。

天然芝のドームスタジアムで、フットボール開催時の最大収容人員は7万6468人となる。

過去7回のスーパーボウル(78年、81年、86年、90年、97年、2002年、13年)に加え、ニューオリンズボウル、カレッジフットボールのBSCナショナル・チャンピオンシップ(4回)を開催してきたほか、3年に一度、シュガーボウルがカレッジフットボール・プレーオフの準決勝となる年には、シーザーズ・スーパードームが会場となる。

そのほか、NCAAバスケットボールの男子ファイナル4、野球や女子サッカーアメリカ代表、ボクシングのビッグマッチなどの会場としても使用されている。

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第60回スーパーボウル サンタクララ(カリフォルニア州)

ベイエリアでのスーパーボウル開催はこれが3度目となる。2014年オープンのリーバイス・スタジアムでは第50回スーパーボウルが開催され、デンバー・ブロンコスがカロライナ・パンサーズに勝利した。

さらに遡ること1984年、パロアルトにあるスタンフォード・スタジアムで第19回スーパーボウルが開催され、この時には地元サンフランシスコ・49ersがマイアミ・ドルフィンズに勝利している。

総工費12億ドルのスタジアムは広さ185万平方フィート、最大収容人員は6万8500人。ラグジュアリー・スイートを165室、クラブシートを8500席備えている。これまでにレッドボックスボウル、PAC12のチャンピオンシップ、カレッジフットボールプレーオフなどを始め、100を超えるメジャーイベントを開催してきている。

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第61回スーパーボウル イングルウッド(カリフォルニア州)

第56回スーパーボウルの開催地、ソーファイ・スタジアムは2027年のスーパーボウル開催地にも決定している。

屋根のあるオープンエアのスタジアムは7万240人を収容、これまでにも様々なイベントを開催してきた。もともとハリウッドパーク・レーストラックのあった場所で、その跡地一帯に開発されたハリウッドパークの一部となってる。

これまでにモンスタートラックの大会『モンスタージャム・ワールドファイナル』などを開催。固定式屋根の人工芝スタジアムは2020年9月にオープン、近年ロサンゼルスへ移転してきたNFLロサンゼルス・ラムズ、ロサンゼルス・チャージャーズの両チームのホームスタジアムにもなっている。

著者
石山修二 Shuji Ishiyama Photo

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター

Crissy Froyd Photo

Crissy Froyd is a content producer at The Sporting News.