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八村塁がダンク3本で14得点 レイカーズはペイサーズに敗れて連勝ストップ

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Rui Hachimura Los Angeles Lakers
(NBA Entertainment)

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が3月30日(現地時間29日)、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたインディアナ・ペイサーズ戦で先発出場し、14得点を記録した。レイカーズは90-109で敗れている。

八村は31分17秒間のプレイで3ポイントショット4本中2本成功を含むフィールドゴール10本中5成功、フリースロー2本中2本成功の14得点。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-15だった。

2日前のメンフィス・グリズリーズ戦で自己最多の3P7本成功を記録した八村は、この日も開始59秒で右ウィングから3Pを沈め、試合最初の得点をマークする。

八村は第2クォーター、残り8分9秒にコートへ戻ると、同4分15秒に豪快なダンクを披露。同2分44秒にも速攻からオースティン・リーブスの巧みなアシストでダンクを叩きこむと、同30.3秒にも再びダンク。このクォーターだけでリーブスの3アシストから3本のダンクを決めた。

後半、第3Q残り8分2秒に2本のFTを沈めて二桁得点を達成した八村は、第4Q残り2分28秒にリーブスのアシストで右ウィングからこの日2本目となる3Pを成功。だが、続くポゼッションでタイリース・ハリバートンに3Pを決められ、チームが再び19点のビハインドを背負うと、他のスターターと一緒にベンチへ下がっている。

八村の2本がチーム最多の3P成功だったレイカーズ(30本中5本成功)は、第1Q途中からほとんど主導権を握れず。第3Q終盤に16点差をつけられると、第4Qも3-17のランで突き放され、インシーズン・トーナメント決勝で下したペイサーズを相手に敗れた。

連勝が5で止まったレイカーズ(41勝33敗)は、アンソニー・デイビスが24得点、15リバウンド、レブロン・ジェームズが16得点、10リバウンド、8アシスト、リーブスが16得点、13リバウンド、6アシストを記録している。

一方、ここ6試合で4つ目の白星をあげたペイサーズ(42勝33敗)は、パスカル・シアカムが22得点、11リバウンド、6アシスト、ハリバートンが21得点、8リバウンド、8アシスト、TJ・マコーネルが16得点、アーロン・ニスミスが12得点、マイルズ・ターナーが10得点、5リバウンド、アンドリュー・ネムハードが10得点をマーク。リック・カーライル・ヘッドコーチが通算938勝とし、レッド・アワーバックに並ぶ歴代12位タイに浮上した。

レイカーズは4月1日 午前7時(現地3月31日)にニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターでブルックリン・ネッツと対戦する。

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坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。