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キャバリアーズがマジックに競り勝って東地区準決勝進出に王手 クラッチブロックのモーブリーは「現実じゃないみたい」|NBAプレイオフ2024

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Evan Mobley Cleveland Cavaliers
(Getty Images)

4月30日(日本時間5月1日)にオハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第5戦、オーランド・マジック対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、キャバリアーズが104-103で競り勝ち、シリーズを3勝2敗とした。

ジャレット・アレンが欠場したキャバリアーズは、2点リードで迎えた残り15.7秒にドノバン・ミッチェルのジャンプショットが決まらず。同5.1秒、フランツ・バグナーに決まればタイスコアというレイアップを打たれるが、これをエバン・モーブリーがブロックする。

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残り3.2秒でファウルを受けたミッチェルが2本のフリースローを沈め、リードを4点としたキャバリアーズは、ラストプレイでパオロ・バンケロに3ポイントショットを許すも逃げ切った。

キャバリアーズ(3勝2敗)はミッチェルが28得点、6リバウンド、ダリアス・ガーランドが23得点、5リバウンド、5アシスト、マックス・ストゥルースが16得点、6リバウンド、5アシスト、モーブリーが14得点、13リバウンド、マーカス・モリスSr.が12得点を記録している。

重要なブロックでチームを勝利に導いたモーブリーは、「とにかく現実じゃないみたいだったよ」と話した。

「ビッグプレイだった。そして僕らはやってのけた」

一方、マジック(2勝3敗)はバンケロが39得点、8リバウンド、バグナーが14得点、5リバウンド、6アシスト、ジェイレン・サグスが13得点、5リバウンド、ウェンデル・カーターJr.が7得点、11リバウンド、3ブロックをマークしている。

バグナーは「ベストの判断じゃなかった。モーブリーが素晴らしいプレイをした」と、ブロックされたレイアップを悔やんだ。

「ミスが積み重なって、最後に痛い目にあった」

ジャマール・モズリー・ヘッドコーチは「彼(バグナー)は素晴らしい仕事をし、バスケットにたどり着いたと思う。モーブリーがリムでとんでもないプレイをしたんだ」と舌を巻いた。

第6戦は5月3日(同4日)、フロリダ州オーランドのキア・センターで行われる。

ボックススコア

著者
坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。