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マローンHCがナゲッツに苦言 「理解できない失望」|NBAファイナル2023

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Michael Malone
(Getty Images)

6月4日(日本時間5日)のNBAファイナル2023第2戦で、マイアミ・ヒートに敗れたデンバー・ナゲッツが胸に刻んだ言葉は「規律」だ。

ナゲッツはヒートにフィールドゴール成功率48.7%、3ポイントショット成功率48.6%を許し、108-111で敗れ、シリーズを1勝1敗のタイとされた。試合序盤からナゲッツは集中を欠いていたようで、球団史上初の優勝まであと3勝というチームにとっては憂慮すべきことだった。

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試合後、ナゲッツのマイケル・マローン・ヘッドコーチは報道陣に対し、チームの努力に関して「私はとても懸念している」と話した。

マローンHCは「プレシーズンじゃないんだ。レギュラーシーズンでもない。NBAファイナルなんだ」と述べている。

「私にとっては本当に、本当に理解できないことだ。失望だよ。チームにも尋ねた。選手たちに『我々が負けた理由をお前たちが言ってくれ』と求めたよ。彼らは答えを分かっていた」

「ヒートはここに来て、我々を上回る仕事をした。プレイオフで16試合だか17試合だかやってきた中で、我々は圧倒的に最も規律のない試合をしてしまったよ。たくさんのことがうまくいかず、そのすべてを彼らに突かれ、得点されたんだ」

ナゲッツは第1戦でFG10本試投の成功なしに抑えたヒートのマックス・ストゥルースに、第2戦の第1クォーターだけで4本の3Pを沈められた。何度もマークが緩かったのは、ナゲッツの守備がお互いにコミュニケーションをとれていなかったからだ。

18得点、10アシストを記録したジャマール・マレーは、「とにかく彼らがハードにプレイした。彼らにはより規律があった」と話している。

「ミスにミスを重ねてしまえばやられるさ。相手にやられたんじゃない。自分たちがオープンなダンクやショットをさせてしまったんだよ」

「そこから巻き返すのは大変だ。とにかく僕らは団結し、前を向かなければならない」

ナゲッツの守備の問題は第4Qも続いた。25-36と上回られた第4Qで、ナゲッツはヒートにFG16本中11本を沈められたのだ(成功率68.8%)。『ESPN Stats and Info』によると、NBAファイナルの第4Qにおいて、この25年で3番目のFG成功率だった。

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マローンHCは、第1戦でも何度かオープンな3Pを打たせてしまったが、ヒートの選手たちが決められなかったと話した。第2戦ではそれらのショットを決められたということだ。

ナゲッツの指揮官は「コミュニケーションができていなかったのは確かだ。ゲームプランがうまくいかなかったのは確かだよ」と話した。

「とにかく我々にはNBAファイナルで必要とされる規律がなかった」

ナゲッツはこれから敵地マイアミでホームコートアドバンテージの奪還を目指すことになる。落胆の敗戦後、ベテランフォワードのジェフ・グリーンは、チームに向けて力強いメッセージを発した。

グリーンは「これがファイナルってことだ。もっとエネルギーを高めなければいけない」と話している。

「ああいう臨み方ではいけないんだ。もっと良くしなければならない」

原文:Nuggets' Michael Malone, Jamal Murray rip Denver for lack of effort, discipline in Game 2 loss vs. Heat(抄訳)

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著者
Jordan Greer Photo

Jordan Greer is an NBA content producer for The Sporting News.