6月12日（日本時間13日）、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたNBAファイナル2023第5戦、マイアミ・ヒート対デンバー・ナゲッツの一戦は、94-89でナゲッツが勝利し、シリーズ4勝1敗で球団初の優勝を果たした。

敵地で連勝し、王手をかけてホームに戻ってきたナゲッツは、開始から3ポイントショット22本中2本成功、フリースロー13本中6本成功とショットの精度に苦しんだ。試合を通じて3P成功率17.9％、FT成功率56.5％にとどまっている。

一方、ヒートもフィールドゴール成功率34.4％、3P成功率25.7％にとどまり、ジミー・バトラーが第4クォーター途中の連続得点まで、FG13本中2本成功の8得点と輝けなかった。

ハーフタイムまでに7点のビハインドを背負ったナゲッツだが、後半に入って追い上げ、残り4分6秒に7点のリードを奪取。だが、それまで8得点だったバトラーに2本連続の3Pや3本のFT決められ、同3分21秒に1点差と詰め寄られると、同1分58秒には一度逆転を許す。

それでも、残り1分31秒にブルース・ブラウンのプットバックで再びリードを手にすると、同24.7秒にケンテイビアス・コールドウェル・ポープのFTで3点をリード。続くヒートの攻撃をしのぎ、同14.3秒にブラウンがFTを2本沈めて勝利をものにした。

ナゲッツ（4勝1敗）はニコラ・ヨキッチが28得点、16リバウンド、マイケル・ポーターJr.が16得点、13リバウンド、ジャマール・マレーが14得点、8リバウンド、8アシスト、コールドウェル・ポープが11得点、ブラウンが10得点、6リバウンドを記録している。

一方のヒート（1勝4敗）はジミー・バトラーが21得点、5アシスト、バム・アデバヨが20得点、12リバウンド、カイル・ラウリーが12得点、9リバウンド、マックス・ストゥルースが12得点、8リバウンド、ケイレブ・マーティンが10得点、5リバウンドをマークした。

また、ファイナルMVPはナゲッツのヨキッチが受賞。ビル・ラッセル・トロフィーを手にしている。

ナゲッツ対ヒート NBAファイナル第5戦 試合情報

プレビュー｜ボックススコア｜シリーズ展望

ナゲッツ：西地区第1シード（53勝29敗）
ヒート：東地区第8シード（44勝38敗）

会場：ボール・アリーナ（コロラド州デンバー）
日時（日本時間）：2023年6月13日（火）午前9:30
配信：NBA Rakuten

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シリーズ戦績

マイアミ・ヒート 1-4 デンバー・ナゲッツ