Author Photo
RIZIN LANDMARK 9 ブアカーオ・バンチャメーク vs. 木村“フィリップ”ミノル
(c) ABEMA

日本最大の総合格闘技ブランド「RIZIN」が各地の「ランドマーク(象徴となる場所、中心)」で開催する大会「RIZIN LANDMARK」の最新大会『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』(ライジン・ランドマーク9・イン・神戸)が3月23日(土)に兵庫・神戸ワールド記念ホールにて行われる。

ここでは、大会5日前に急遽発表されたブアカーオ・バンチャメーク vs. 木村“フィリップ”ミノルの日程、試合順、放送配信予定、無料視聴、見どころなどをまとめる。

告知:ブアカーオvs木村、武田vs萩原、サトシvs中村K太郎など『RIZINランドマーク9』注目カードをリアルタイム速報!

試合概要(日程・対戦カード)

  • 大会名:RIZIN LANDMARK 9 in KOBE
  • 会場:神戸ワールド記念ホール(兵庫県神戸市)
  • カード:ブアカーオ・バンチャメーク vs. 木村“フィリップ”ミノル - RIZIN キックボクシングルール 3分3R(74.0kg)
  • 試合順:全15試合中6試合目(オープニングファイト含む)
  • 開催日:2024年3月23日(土)14:00開演
    ※各試合内容、イベント進行によって試合開始時間が前後する
    ※RIZIN公式は大会終了時間について20:00〜21:00を見込んでいる

放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

ABEMAU-NEXT、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVE、スカパー!(スカパー!番組配信)で、PPVライブ中継される。視聴料金は、ネット配信系では前売り税込5000円、当日税込5500円、アーカイブ税込3300円。CSのスカパー!(スカパー!動画配信含む)は税込5000円。プラットフォームによっては独自の割引施策が実施される。

ABEMAは、有料会員(ABEMAプレミアム)初回登録の上でのPPVチケット購入で1500円キャッシュバックのキャンペーンを実施している。

U-NEXTは、有料会員初回登録(31日間無料)で、PPVチケット購入に使える600円分のポイントが手に入る。

テレビ地上波・BSでの放送予定、また、DAZN(ダゾーン)、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)、TVer(ティーバー)、Lemino(レミノ)といったスポーツ配信実績のあるサービスでの配信予定はない。

放送・配信チャンネル

  • テレビ地上波:なし
  • テレビBS/CS:スカパー!(スカチャン5)
  • ネット:ABEMAU-NEXT、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVE

無料で見るには?

『RIZIN RIZIN LANDMARK 9』は上記チャンネルにて有料生中継される。無料でフルタイムライブ視聴する方法はない。

ただし、大会序盤の数試合まで、RIZIN公式及びABEMA格闘技のYouTubeチャンネルで無料配信される可能性がある。

前述通り、本大会が配信されるABEMAは、有料会員(ABEMAプレミアム)初回登録の上での『RIZIN RIZIN LANDMARK 9』のPPVチケット購入で1500円キャッシュバックのキャンペーンを実施している。実質最安値で視聴すること可能だ。

見どころ

2度のドーピング陽性発覚でRIZIN追放寸前の男が3度目の正直で、ムエタイレジェンド相手に禊の試合に臨む。

木村"フィリップ"ミノルは、2010年にプロデビューし、Krushを経由して2014年からK-1にも参戦。並行して両団体に出場するなか、Krushでウェルター級、K-1ではスーパーウェルター級のベルトを獲得した。2016年にはRIZINに初出場している(MMAルールでチャールズ・ベネットに敗戦)。

2021年末にK-1を離脱後、ボクシング転向計画が頓挫したものの、2022年12月に『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』、23年3月のKNOCK OUTに出場。同年6月にRIZIN復帰戦となったロクク・ダリ戦でKO勝ちを収めたが、試合後にドーピング陽性が発覚して無効試合となっていた。

ファンから賛否が集まる中で同年大晦日大会『RIZIN.45』で安保瑠輝也戦が組まれるも、案の定、試合直前にドーピング陽性がまたも発覚し、試合中止。もはや永久追放かと思われていたが、榊原信行CEOが3度目の正直として3月23日の『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』で、ムエタイレジェンドとの一戦が組まれることになった。

木村の禊の試合の相手を務めるムエタイレジェンドが、元K-1 WORLD MAX王者としても知られるブアカーオ・バンチャメークだ。現在41歳のレジェンドだが、昨年5月の安保瑠輝也戦では、序盤は劣勢ながら中盤からペースを奪い、27歳でキャリア最盛期にある安保相手にドローを演じた。

選手としてのピークは過ぎているものの、昨年5月には安保よりも分厚いボディで驚かせた。カード決定会見で、ポージングをまじえながらメディアの質問に応じた木村は、自身の2度の過ちを棚に上げて「ブアカーオこそしっかり検査をやってもらって」と訴えた。

2023年に安保戦を含めて4試合(2無効試合)行ったブアカーオに対し、実戦は9か月ぶりの木村。いずれにせよ試合が最後まで成立するのかが最大の焦点だろう。榊原CEOは木村が過去に体重超過を冒していることを踏まえ、計量失敗の場合、試合は行わないことを明言している。

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

著者
神宮泰暁 Yasuaki Shingu Photo

日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。