皐月賞2024の見どころ・予想|本命はコスモキュランダ、対抗はシンエンペラー

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Satsuki Sho JRA 041623 皐月賞 ソールオリエンス
(Jiji Press)

4月14日に中山競馬場で行われる皐月賞(G1/芝2000m)。牡馬クラシック1冠目は、「最も速い馬が勝つ」と言われる。本番と同距離の芝2000mの持ちタイムから本命馬をあぶりだす。

出走する18頭の中から一番手に推したいのが、コスモキュランダだ。皐月賞と同舞台の弥生賞(G2/芝2000m)を制したアルアイン産駒のコスモキュランダは、過去10年の中でも最速タイムとなる1分59秒8をマーク。今回の出走メンバーの中でも、持ちタイムはシンエンペラーらと並ぶ3番手と優秀だ。ヤネは先週の桜花賞を制して波に乗るジョアン・モレイラと鞍上魅力。7年前の皐月賞をレコード勝ちした父アルアインとの父子制覇に期待がかかる。

対抗には、シンエンペラーを推す。ここ2戦は連続2着と勝ち切れていないが、凱旋門賞馬ソットサスを兄に持つ良血馬が、大一番で才能開花しても不思議ではない。

3番手はジャスティンミラノ。共同通信杯(G3/芝1800m)では、2歳王者のジャンタルマンタルに0.2秒差をつけて快勝し、デビューから2連勝を飾った素質馬だ。2000mの距離も新馬戦で経験しており問題なくこなせそうだ。

以降は、ホープフルステークス(G1/芝2000m)を勝ち、牝馬として史上初の2歳混合G1を制したレガレイラ、2戦連続で上がり3ハロン33秒台の末脚を繰り出しているアーバンシックの順番で印を打つ。レガレイラは前々日売りで1番人気に押されているが、明け3歳初戦となることで割り引く。アーバンシックは、芝2000mの持ち時計がメンバー中最速。鞍上の横山武史は、皐月賞をここ3年で2度制しており、その手腕に期待する。

◎コスモキュランダ

〇シンエンペラー

▲ジャスティンミラノ

△レガレイラ

△アーバンシック

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皐月賞2024概要

  • レース名(グレード):第84回皐月賞(G1)
  • 開催:3回中山8日
  • 開催日:2024年4月14日(日)
  • 発走時刻:15:40
  • 競馬場:中山競馬場(千葉県船橋市)
  • 距離:芝2000m
  • 条件:3歳オープン・牡・牝(指定)

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皐月賞2024登録馬一覧(3月31日発表)

枠・馬番/馬名/性齢/負担重量/騎手/厩舎

  • 1・1/サンライズジパング/牡3/57.0/菅原明良/音無秀孝(栗東)
  • 1・2/メイショウタバル/牡3/57.0/浜中俊/石橋守(栗東)
  • 2・3/エコロヴァルツ/牡3/57.0/武豊/牧浦充徳(栗東)
  • 2・4/シリウスコルト/牡3/57.0/三浦皇成/宗像義忠(美浦)
  • 3・5/ミスタージーティー/牡3/57.0/藤岡佑介/矢作芳人(栗東)
  • 3・6/アレグロブリランテ/牡3/57.0/横山和生/上原佑紀(美浦)
  • 4・7/ルカランフィースト/牡3/57.0/松山弘平/鹿戸雄一(美浦)
  • 4・8/ジャンタルマンタル/牡3/57.0/川田将雅/高野友和(栗東)
  • 5・9/アーバンシック/牡3/57.0/横山武史/武井亮(美浦)
  • 5・10/レガレイラ/牡3/57.0/北村宏司/木村哲也(美浦)
  • 6・11/ホウオウプロサンゲ/牡3/57.0/菱田裕二/矢作芳人(栗東)
  • 6・12/コスモキュランダ/牡3/57.0/J.モレイラ/加藤士津八(美浦)
  • 7・13/ジャスティンミラノ/牡3/57.0/戸崎圭太/友道康夫(栗東)
  • 7・14/シンエンペラー/牡3/57.0/坂井瑠星/矢作芳人(栗東)
  • 7・15/サンライズアース/牡3/57.0/M.デムーロ/石坂公一(栗東)
  • 8・16/ダノンデサイル/牡3/57.0/横山典弘/安田翔伍(栗東)
  • 8・17/ビザンチンドリーム/牡3/57.0/B.ムルザバエフ/坂口智康(栗東)
  • 8・18/ウォーターリヒト/牡3/57.0/幸英明/河内洋(栗東)

著者
一野洋 Hiroshi Ichino Photo

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター