【阪神JF2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Author Photo
(C)Getty Images/Sporting News

2022年12月11日、阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ/芝1600m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。リバティアイランド、ラヴェル、ウンブライル、ドゥーラらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

▶全問正解できたら本物のファン。サッカーにまつわるクイズに挑戦しよう

■阪神JFの日程、競馬場・コース

2022年12月11日(日曜) 6回阪神4日
第74回阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ
2歳オープン(国際)牝(指定)馬齢 コース:1,600メートル(芝・右 外)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 リバティアイランド 2.6倍
2番人気 ラヴェル 3.1倍
3番人気 ウンブライル 7.3倍
4番人気 ドゥーラ 8.0倍
5番人気 モリアーナ 11.1倍
6番人気 ブトンドール 17.5倍
7番人気 キタウイング 27.1倍
8番人気 リバーラ 40.2倍
9番人気 サンティーテソーロ 41.9倍
10番人気 ミスヨコハマ 49.4倍
11番人気 ドゥアイズ 62.2倍
12番人気 アリスヴェリテ 65.8倍
13番人気 ライトクオンタム 66.2倍
14番人気 アロマデローサ 83.0倍
15番人気 マラキナイア 89.6倍
16番人気 シンリョクカ 112.3倍
17番人気 ヴィエンヌ 164.4倍
18番人気 ムーンプローブ 168.8倍
19番人気 サラサハウプリティ 186.6倍
20番人気 ミシシッピテソーロ 223.6倍
21番人気 イティネラートル 266.8倍
22番人気 モズメイメイ 266.8倍
23番人気 コンクシェル 278.8倍
24番人気 エイムインライフ 278.8倍
25番人気 メイショウコギク 291.9倍
26番人気 ダンシングニードル 339.8倍
27番人気 ユリーシャ 370.2倍
28番人気 ルミノメテオール 381.6倍
29番人気 ハウピア 381.6倍

■オッズ・人気予想考察

リバティアイランドは、新馬戦で繰り出した衝撃的な末脚の再現が期待される。

前走・アルテミスステークス(GⅢ)は、直線で前が壁になり追い出しに時間がかかった。最後は勝ったラヴェルを追い詰めたが、クビ差の2着。デビュー戦で上がり3ハロン(F)31秒4のJRAレコードタイの末脚を見せている。今回はスムーズな競馬で再び豪脚を見せられるか注目だ。ドゥラメンテ産駒では、スターズオンアースが同コースで行われた今年の桜花賞(GⅠ)を制覇。母父はロベルト系のAll Americanだ。昨年の1、3着はロベルトを内包していた。このことから、同コースでも高いパフォーマンスを見せられるだろう。

アルテミスSの勝ち馬ラヴェルは、3連勝でGⅠタイトル奪取なるか。

アルテミスSでは、リバティアイランドを抑えて重賞初勝利を飾る。直近2年のアルテミスS勝ち馬であるソダシ、サークルオブライフが2歳女王に輝いている。相性の良い臨戦過程で、同馬も続くことができるか。父はキタサンブラックで産駒はこの競走初出走。天皇賞(春)を連覇するなど、中長距離のGⅠを7勝した。しかし、サクラバクシンオーを内包しており、産駒はマイル以下でも活躍する可能性を秘めており、同馬の前走がそれを証明している。半姉は昨年1番人気で4着に敗れたナミュールだ。勝って姉の雪辱を狙う。

マイル王に輝いた兄を持つウンブライルにも注目が集まる。

前走のもみじステークス(OP)は、スタートでやや立ち遅れて中団からのレースとなった。4コーナーで徐々に進出し、直線ではノーステッキで他馬を置き去り。後続に3馬身差をつけて完勝した。全兄に2018年のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)を制したステルヴィオがいる。兄は2歳から活躍し、同コースで行われた暮れの朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)では2着に入っている。同馬は2連勝とも芝1400mのレースであったが、血統面から同コースに適応する可能性は十分にある。

札幌2歳ステークス(GⅢ)の勝ち馬ドゥーラはキャリア3戦全て札幌でのレース。直線が長いコースは初めてとなるが、3戦とも上がり3F最速のタイムをマークしており、自慢の末脚を活かせると推察される。父ドゥラメンテ、母父キングヘイローという血統。2021年以降のGⅠ競走において、母父キングヘイローの馬が(2-6-1-9)と好成績を残している。さらに5番人気以内に絞ると、(2-6-1-2)と馬券圏内の確率が上がる。想定人気通りであれば、血統的に魅力的な1頭と言えるだろう。

以下、武藤善則調教師と武藤雅騎手の親子コンビで挑むモリアーナ、函館2歳ステークス(GⅢ)の勝ち馬で前走ファンタジーステークス(GⅢ)でも2着と好走したブトンドール、新潟2歳ステークス(GⅢ)でダノンバラード産駒初の重賞勝利を飾ったキタウイングが続く形だ。

▶競馬を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

著者
Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。