【バスケW杯】7日目の注目選手 日本の比江島慎&渡邊雄太ら|FIBAワールドカップ2023

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Makoto Hiejima Japan
(fiba.basketball)

8月25日に開幕したFIBAバスケットボールワールドカップ2023は、フィリピン、日本、インドネシアの3か国共催で9月10日まで行われる。

7日目は2次ラウンドに進めなかったチームによる順位決定戦が始まった。大会の終え方は、1980年代のスペインや1990年代のアルゼンチン、2010年代のスロベニアのように、これからの代表チームの持久力を示唆するかもしれない。

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ここでは、8月31日に行われた試合のトップパフォーマーを詳しく見ていくことにしよう。


ラウリ・マルカネン(フィンランド)

1次ラウンドは白星なしに終わったフィンランドとマルカネンだが、順位決定戦の初戦ではカーボベルデに100-77と快勝した。ユタ・ジャズのオールスター選手は、26分間のプレイでフィールドゴール19本試投の34得点を記録している。

2回目のワールドカップ出場となったフィンランドの歴史において、確かな一歩となるだろう。

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パコ・クルス&ファビアン・ハイメス(メキシコ)

フィンランド同様、メキシコも1次ラウンドでは勝利がなかった。だが、クルスとハイメスの活躍でその流れを食い止めている。クルスはアウトサイドからのショット、ハイメスはオールラウンドな活躍で勝利に貢献した。

33歳のベテランガードであるクルスは、3ポイントショット9本中6本成功でチーム最多の27得点を記録。一方のハイメスは16得点、11リバウンド、7アシストをマークしている。

メキシコはニュージーランドに108-100で勝利。14位で終えた前回出場の2014年以来となるワールドカップでの白星だ。


比江島慎&渡邊雄太(日本)

1次ラウンドは厳しい組み合わせに恵まれなかった日本だが、ベネズエラ戦ではワールドカップの歴史でも有数のスリリングな逆転勝利を演じた。

第3クォーターに一時は15点のビハインドを背負った日本だが、国内でかつてMVPに輝いた比江島が爆発。33歳のベテランは第4Qだけで17得点をあげ、3P7本中6本成功を含むFG12本中8本成功で試合最多の23得点を記録している。

また、オフシーズンにNBAのフェニックス・サンズと契約した渡邊は、FG14本中8本成功の21得点、8リバウンド、2ブロックをマークした。

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アミール・サウード&オマリ・スペルマン(レバノン)

厳しい組み合わせとなった1次ラウンドでは勝利がなかったレバノンだが、サウードとスペルマンのコンビが活躍し、順位決定戦に入って初白星をあげた。

長くレバノンリーグで戦ってきたベテランのサウードは、FGと3Pで成功率50%超を記録した攻撃をけん引。自身は29得点、5リバウンド、8アシストを記録している。

NBAドラフト2018で1巡目指名されたスペルマンも、25得点、6リバウンド、5アシストをマーク。サウードとスペルマンのコンビが3P22本中11本成功を記録したレバノンは、2010年以来のワールドカップでの白星となった。

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カーリク・ジョーンズ(南スーダン)

3日前に南スーダンをワールドカップ初勝利に導いたジョーンズが、フィリピンに87-68で勝利した一戦で、大会初のトリプルダブル達成に迫る活躍を見せた。シカゴ・ブルズの25歳は17得点、9リバウンド、14アシストを記録。あと1つのリバウンドでトリプルダブルだった。

ジョーンズがコートに立っていた時間で30点差をつけた南スーダンは、まだ12年の歴史ながら、有望な最終順位に向けて順調に進んでいる。

原文:World Cup Standouts Day 7: Lauri Markkanen leads Finland to 1st win(抄訳)

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