箱根駅伝2024予選会 日程・放送・出場校一覧丨第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会

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Hakone Ekiden qualifying race 2022
(Jiji Press)

第100回箱根駅伝の予選会が10月14日(土)に東京都立川市にて開催される。この予選会では、すでに2024年1月2~3日に行われる本大会出場を決めている10校を除く上位13位に入った大学が、本大会への出場権を獲得する。

ここでは、このレースの日程、出場校、コース、放送予定などについてまとめる。

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大会概要

今大会は来年1月2日・3日に行われる箱根駅伝本戦が100回大会を迎えるため、特別ルールとして関東学連加盟校以外の地区学連加盟校も出場が可能となった。

関東地区以外からは札幌学院大(北海道)、信州大(北信越)、皇學館大、愛知工業大、中京大(以上、東海)、大阪経済大、立命館大、京都産業大、放送大関西(以上、関西)、環太平洋大(中国四国)、日本文理大(九州)の11校がエントリー。関東地区と合わせて史上最多の合計57校がエントリーすることになった。併せて、予選会からの本戦出場枠は前年の10から13に増枠されている。

競技形式は各校10人から14人の登録エントリー選手の中から12人まで出走。昨年同様、一斉スタートによるハーフマラソン(21.0975km)で争われ、上位10人の合計タイムにより上位13チームが本戦出場権を獲得する。なお、本戦出場権を逃したチームの選手によって編成されるオープン参加の連合チームは100回大会では編成されない。

  • 大会名称:第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(欧文名称:The Hakone Ekiden Qualifying Meet)
  • 日程:10月14日(土)9:35スタート
  • コース:陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
  • 距離:21.0975km(ハーフマラソン)

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放送予定(テレビ・インターネット配信)

10月3日現在の情報では、テレビは日本テレビ系列が地上波にて史上初の全国ネットで生中継、ネット配信はTVer(ティーバー)でスペシャルライブ配信が予定されている。

  • テレビ地上波:日本テレビ系列(全国ネット)
  • テレビBS/CS放送:未定
  • ネット:TVer

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第100回箱根駅伝予選会 出場チーム

今予選会には合計57チームが出場する。内訳は、前回(2023年)の箱根駅伝に出場しながら次回大会(2024年)の出場権を逃した10チーム、前回の箱根駅伝の出場を逃した36チーム、第100回大会特別ルールによりエントリー可能となった関東以外からの11チームとなる。

前回(2023年)箱根駅伝本戦 出場校(10)

  • 東京国際大
  • 明治大
  • 帝京大
  • 山梨学院大
  • 東海大
  • 大東文化大
  • 日本体育大
  • 立教大
  • 国士舘大
  • 専修大

前回(2023年)箱根駅伝本戦 不出場校(36)

  • 神奈川大
  • 中央学院大
  • 日本大
  • 麗澤大
  • 筑波大
  • 日本薬科大
  • 東京農業大
  • 拓殖大
  • 駿河台大
  • 芝浦工業大
  • 上武大
  • 明治学院大
  • 育英大
  • 亜細亜大
  • 関東学院大
  • 慶應義塾大
  • 桜美林大
  • 東京経済大
  • 平成国際大
  • 流通経済大
  • 立正大
  • 武蔵野学院大
  • 湘南工科大
  • 東京大大学院
  • 東京大
  • 清和大
  • 東京理科大
  • 高崎経済大
  • 成蹊大
  • 一橋大
  • 埼玉大
  • 国際武道大
  • 東京工業大大学院
  • 群馬大
  • 防衛大
  • 千葉大

関東以外からエントリー校(11)

  • 札幌学院大(北海道)
  • 信州大(北信越)
  • 皇學館大(東海)
  • 愛知工業大(東海)
  • 中京大(東海)
  • 京都産業大(関西)
  • 立命館大(関西)
  • 大阪経済大(関西)
  • 放送大関西(関西)
  • 環太平洋大(中国・四国)
  • 日本文理大(九州)

【参考】第100回箱根駅伝シード校

前回(2023年)の箱根駅伝の上位10校は、第100回大会(2024年)出場権を獲得済みのため、今予選会には出場しない。

  • 駒澤大
  • 中央大
  • 青山学院大
  • 国学院大
  • 順天堂大
  • 早稲田大
  • 法政大
  • 創価大
  • 城西大
  • 法政大

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見どころ

予選会のトップ通過候補は、R・エティーリ、A・ベットという強力な1年生留学生(出走は1名)を擁する東京国際大、昨年トップ通過を果たした大東文化大、昨年本戦出場を逃したものの選手層の厚い中央学院大などの名前が挙がる。

上位候補の東海大は石原翔太郎(4年)、2年連続本戦出場中の専修大は木村暁仁(4年)とエースがエントリーから外れているため、出場メンバーのより一層の奮起が期待される。

また、6月の全日本大学駅伝関東選考会でトップ通過を果たした東京農業大は勢いがあり、1年生エースの前田和摩を中心に10年ぶりの本戦出場を狙う。

関東以外の学校にとっては厳しい戦いになると見られるが、1校でも関東勢にどこまで迫れるか、大いに注目である。

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著者
牧野豊 Yutaka Makino Photo

東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。